教育方針

人材養成目的および学位の名称

ライフイノベーション学位プログラムは博士前期課程(2年間)と博士後期課程(3年間)で構成されてます。

博士前期課程

人材養成目的

分野横断的かつ俯瞰的な考え方を修得し、世界トップクラスの高度で専門的研究能力を身に付け、バイオリソースを用いてライフサイエンス研究の新たな展開を切り開き、革新的医薬品・機能性食品の研究開発分野及びその保全と管理の分野でグローバルに活躍する高度専門職業人を養成します。

選択した専門領域で学び、最終審査に合格して修了した学生には以下の学位が授与されます。

領域 学位(和名) 学位(英語名)
生物情報領域 修士(生物情報学) Master of Bioinformatics
食料革新領域 修士(食料革新学) Master of Food Innovation
環境制御領域 修士(環境制御学) Master of Environmental Management
生体分子材料領域 修士(生物工学) Master of Bioengineering
病態機構領域 修士(病態機構学) Master of Disease Mechanism
創薬開発領域 修士(医科学) Master of Medical Science
学位授与の方針

修士(生物情報学)、修士(食料革新学)、修士(環境制御学)、修士(生物工学)修士(病態機構学)、修士(医科学)の学位は、筑波大学大学院学則に規定された要件(授業科目の修得単位数、研究指導等)を充足し、それぞれ生物情報、食料革新、環境制御、生体分子材料、病態機構、創薬開発の領域において、修士の学位に相応しい研究成果をあげた上で、学位論文または特定課題研究報告書を提出し、以下の能力を有することが最終試験によって認定された者に授与する。博士課程後期課程進学希望者においては、学位論文の代替として、「博士論文研究基礎力審査に関わる資料」を認める。

  • 生物情報、食料革新、環境制御、生体分子材料、病態機構、創薬開発の分野を横断する俯瞰的なライフサイエンス分野の専門基礎知識
  • 生物情報、食料革新、環境制御、生体分子材料、病態機構、創薬開発のいずれかの分野の専門知識
  • 専門分野外の研究者と協働できる能力
  • 国際社会で通用する英語コミュニケーション能力
  • 社会のニーズを把握し、問題設定および解決するための研究遂行能力
履修のプロセス
0. 入試前
  • ライフイノベーション学位プログラム準備室に指導を希望する指導教員について問い合わせた上で、指導を希望する指導教員とコンタクトを取る
  • 希望する主研究指導教員名を願書に明記
1. 前期1年
  • 指導教員の所属領域に入学
  • 各研究室において、研究活動を行う
2. 前期2年
  • 中間発表会
  • 修士論文
  • 最終試験
  • 学位授与
2年間に以下の修了要件単位を修得
  • 共通基礎科目:13科目14単位
  • 専門科目(各所属領域):3科目3単位
  • 専門科目(共通):4科目12単位
  • 大学院共通科目:1単位
  • 計34単位

注)次の授業科目を修得した単位は、その4単位までを課程修了に必要な修得単位に含めることができる。
ただし、履修に先立って指導教員の了承を得るものとする。
(1)他領域、他プログラム開設科目
(2)大学院共通科目

博士後期課程

人材養成目的

分野横断的かつ俯瞰的な考え方を修得し、世界トップクラスの高度で専門的研究能力を身に付け、バイオリソースを用いてライフサイエンス研究の新たな展開を切り開き、革新的医薬品・機能性食品の研究開発分野及びその保全と管理の分野で国際的に評価の高い研究成果を創出し、グローバルに活躍する高度専門職業人または研究者を養成します。

選択した専門領域で学び、最終審査に合格して修了した学生には以下の学位が授与されます。

領域 学位(和名) 学位(英語名)
生物情報領域 博士(生物情報学) Doctor of Philosophy in Bioinformatics
食料革新領域 博士(食料革新学) Doctor of Philosophy in Food Innovation
環境制御領域 博士(環境制御学) Doctor of Philosophy in Environmental Management
生体分子材料領域 博士(生物工学) Doctor of Philosophy in Bioengineering
病態機構領域 博士(病態機構学) Doctor of Philosophy in Disease Mechanism
創薬開発領域 博士(医科学) Doctor of Philosophy in Medical Science
学位授与の方針

博士(生物情報学)、博士(食料革新学)、博士(環境制御学)、博士(生体分子材料)、博士(病態機構学)、博士(医科学)の学位は、筑波大学大学院学則に規定された要件を充足し、それぞれ生物情報、食料革新、環境制御、生体分子材料、病態機構、創薬開発の領域において、博士の学位に相応しい研究成果をあげ、それを適切な学位論文にまとめた上で、以下の能力を有する事が最終試験によって認定された者に授与する。

  • 学術研究による新たな知を創出し、その成果を社会に還元し、社会に変革をもたらすことにより、ライフイノベーションを推進する明確な意志および態度
  • 生物情報領域、食料革新、環境制御領域、生体分子材料領域、病態機構、創薬開発、のいずれかの分野で、ライフイノベーションに関連した潜在的な問題を発見し、それを解決するために、自立して研究を遂行し、研究成果を国際学会において発表、議論し、学術論文として発表する総合的な研究能力
  • 国際学会で通用する専門的英語コミュニケーション能力
  • グローバルリーダーとして、専門分野外の研究者とも協働し、異分野を統合する能力
履修のプロセス
0. 入試前
  • 指導を希望する指導教員とコンタクトを取る
  • 希望する主研究指導教員名を願書に明記
1. 後期1年
  • 指導教員の所属領域に入学
  • 各研究室において、研究活動を行う
2. 後期2年
  • 中間発表会
3. 後期3年
  • 予備審査会
  • 博士論文提出
  • 最終試験
  • 学位授与
3年間に以下の単位を修得
  • 共通基礎科目:3単位
  • 共通専門科目:18単位修得
  • 大学院共通科目:1単位修得

かつ

  • 査読付き英語論文を筆頭著者として1報以上を発表していること

注)次の授業科目を修得した単位は、その2単位までを課程修了に必要な修得単位に含めることができる。
ただし、履修に先立って指導教員の了承を得るものとする。
(1)他領域、他プログラム開設科目
(2)大学院共通科目